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ALL ABOUT スパーク 2! | |||
1 | スパーク2登場の背景とAMB社の考え方 | ||
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マイポンダーの登場とともにリリースされたウィンドウズ計測ソフト「スパーク1」ですが、わずか1年程で新しい計測ソフト「スパーク2」がリリースされました。 スパーク1は、レースソフトととして計測機能は十分なものでしたが、集計・組み分けといったレース進行のためのユーティリティー機能に若干かけるふしがありました。 とくに参加選手の自動組み分けがないというのは、慣れてしまえばバンド情報をもとに手動で組み分けできないこともありませんし、予選のスタッガースタート順の設定もヒート結果を次のヒートラウンドに反映させることで解決できますが、そうした様子をみていたAMB社の河合氏によれば「かなり、コンプレックスですね・・・」ということでした。 コンプレックス???って劣等感・・・ではなくて複雑ということだそうです。 つまりもっと簡単にどんどんレースの進行が行えるようにソフトを開発しようということでリリースされたのがこのスパーク2ということのようです。 それじゃどんな機能が必要なのか?ということで、どんどんリクエストを集めて盛り込んだのだのだそうで、世界選手権で標準となるポイント制による集計や、1/8レーシングやバギーで実施される勝ち上がり方式のA列B列のクリスマスツリーも簡単に作成できるようになりました。 また、ヨーロッパではやっているレース方式なのだそうですが、数十・数百周のうちの3周とか5周の立て続けのベストラップを抽出する立て続けベスト等の機能も盛り込まれています。 ただし、操作に関してはいろいろ出来るようになってはいますが、ある程度の慣れが必要で、○トラスのソフトのように次へ次へというわけには行かず、用途に応じて仕上げていくソフト、アクセスに似たような感じといえるのではないでしょうか? レース計測をしながら集計組み分け作業ができたり、計測画面の情報をLANに流してその情報を表示するソフトをインストールしたパソコンで表示できたり(電光掲示盤機能)また、デコーダーを2台接続して1周を2分割してセクションタイムを表示できるといった様々な機能を有しています また、スパーク1は、CDディスクに認証番号を記載して配布されていましたが、スパーク2からは、AMB社のサーバーにユーザーがアクセスしてソフトをダウンロード・インストールの後、AMB社からユーザが登録したメールアドレスにソフトの認証番号を送られてソフトを使用するという形態がとられています。 河合氏に、「全てのユーザーがネットに接続しているわけではないので、困るユーザーもでて来るのでは?」と質問したところ、もちろんそのような環境のユーザーにはCDロムの提供をするそうですが、今回のようなソフトの配布形式をとる理由として、ソフトのアップデートやカスタマイズに対応するためだそうで、確かにリリース以降すでに2回のアップデートを経験していますし、また各項目印刷のテンプレートも河合氏に依頼すれば、ある程度ユーザーの都合に合わせてカスタマイズしてもらうことも可能です。 「インターネット?俺んちは、そんなものはねぇんだ!」という方も中にはいるかも知れませんが、まぁ、これからはコンピューターがなけりゃ仕事にならないでしょうし、ネットにつなげることもどんどん早く安く簡単になってますから、億劫がらずに勉強をかねてチャレンジしてみましょう・・・ |
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