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性能向上委員会トップ 最終更新2006/08/07

はじめに
ある雑誌の取材で、プロライダーの宮城氏にご来場いただきました、取材終了後の雑談の中で、まもなく開始予定の区間計測の話をさせていただきましたところ、実車鈴鹿サーキットでもコースを3分割して区間計測をしているとのことでした。これに加えて鈴鹿では、区間計測の他に最高速度計測がされているとのことでした。鈴鹿の最高速度は、裏ストレート出口、130Rに入る手前の場所とのことでした。
「最高速度?」どうやってはかるんだろう・・・早速、やりたい病がうずきはじめました。
スピードをはかる方法としては、「スピードガン」がてっとり早いと思いますが、なにかいまいちイメージが違います。鈴鹿ではどうやってるのか?調べたところトランスポンダーを利用した最高区間速度計測ということでした。

いわゆる「ねずみとり」方式です、これなら手持ちの機材で対応できる!あとは、計測ソフトを何とかすれば大丈夫です、早速、音声読上げソフトの開発をお願いした栃木のサンクス-志村さんに相談しました。
数回の試作版を経て、稼動開始です。
実際最高速度をはかることができることについてのお客さんの反応は様々ですが、一番強く感じたのは「どうしていままで無かったのだろう?」という素朴な感想です。
さすがにドライバーがマシンから目をはなして電光計時板をみるのはなかなか難しいようですが、助手や観客にとって、かなり刺激的な情報と言えそうです
最高速度表示に必用なハードウェアー
計測用 PC
電光計時板
計測用ループ(2セット)
計測用デコーダー(2台)
鉄骨のパーテーションで仕切られた隣のコーナーからの誤ヒットを防ぐため、鉄骨から数十センチの距離をとってループを設置しました
コネクションボックスはストレートスポンサー看板の後ろに取り付けました
一番奥が電光計時板用、手前の2つがループ用です
デコーダーを2台接続して通過タイムの差でスピード計算をしています
ちなみに鈴鹿では、第一探知と第二探知の間の距離は30mのようです、ケイチューンでは5mに設定しました。
ループ間の距離は1センチ刻みでソフト上での設定が出来ます。
今まで、レース日のみ使用していた電光計時板ですが、毎日出番となることとなりました。
耐水性も十分なので、雨天でも大丈夫です
ダイオードの輝度も調整できますので、ピーカンでも視認性は抜群です。
重量も軽いので、片手で持ち運び可能です
電光計時板が無くてもソフト上でスピード表示することが出来ます。
ピットやコースサイドにモニターを設置して利用することも出来ます。
最高速度は、記録として残ります。
またトランスポンダーのIDに対して、選手を登録することが出来ます。
記録したスピードのうち最高スピードのみ記録されます。
記録した最高速度を確認することが出来ますし、記録を削除して、再チャレンジもできます。

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